- 自動運転が
「再設計」する
都市生活の未来 - 2018.11.30(金) 13:00 - 18:20 TEPIA ホール
なお、イベントレポートは随時、MITテクノロジーレビューに公開予定です。
Photo by yahikoworks
News最新情報
- 2018.11.27
「最終割」完売しました。通常チケットをお買い求めください。 - 2018.11.25
GOLDスポンサーにクラスメソッド様を追加しました。 - 2018.11.21
タイムテーブルを変更しました。開場時間も変更になりましたのでご来場の皆様ご確認ください。
Conceptイベントコンセプト
いよいよ本格的な事業化へと動き出した自動運転。
欧州や中国でも公道試験が盛んになってきており、日本でも2020年の無人走行サービス等を制度上可能とするとの政府方針が示されています。
自動運転車は単なる「運転手のいないクルマ」ではありません。
19世紀後半から20世紀初頭に移動手段が馬車から自動車に移行することで人々の行動や生活、都市の光景が大きく変わったように、自動運転への移行は社会を根本から変革する可能性を持っています。
この約100年ぶりの「移動手段の進化」が社会や人々の生活にどのような変化をもたらすのか。
MITテクノロジーレビューがお届けする「Future of Society Conference 2018 自動運転が『再設計』する都市生活の未来」では、自動運転を「テクノロジー」「都市生活」「法制度」の観点から多面的に捉え、自動運転が創り出す未来を産業界・アカデミック界のキーパーソンとともに考えます。
Speakers登壇者
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Profile
横山利夫
本田技術研究所
統合制御開発室 上席研究員(特任) 1979年 (株)本田技研工業入社。
2000年Honda R&D Americas Vice President。
2003年 Honda Research Institute USA President。
2008年 (株)本田技術研究所 未来交通システム研究室 室長。
2012年 (株)本田技術研究所 上席研究員としてITS/自動運転領域の研究開発を担当。現在に至る。
2014年から日本自動車工業会 自動運転検討会 主査。 -
Profile
- Special Guest -
原研哉 グラフィックデザイナー/日本デザインセンター代表取締役/武蔵野美術大学教授
Photo by Yoshiaki Tsutsui 1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表取締役。武蔵野美術大学教授。
アイデンティフィケーションやコミュニケーション、すなわち「もの」ではなく「こと」のデザインを専門としている。
2001年より無印良品のボードメンバーとなり、その広告キャンペーンで2003年東京ADC賞グランプリを受賞。
近年の仕事は、松屋銀座リニューアル、梅田病院サイン計画や、森ビル、蔦屋書店、GINZA SIX、ミキモトVIほか。
展覧会「HOUSE VISION」、長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、2005年愛知万博の公式ポスターを制作するなど国を代表する仕事も担当している。
また、プロデュースした「RE DESIGN」「HAPTIC」「SENSEWARE」などの展覧会は、デザインを社会や人間の感覚との関係でとらえ直す試みとして注目されている。
外務省「JAPAN HOUSE」総合プロデューサー。主著『デザインのデザイン(DESIGNING DESIGN)』は各国語に翻訳され、世界に多数の読者を持つ。
Photo by 筒井義昭 -
Profile
小木津武樹
群馬大学次世代モビリティ
社会実装研究センター
副センター長 1985年8月7日生まれ。慶應義塾大学環境情報学部に入学後、同大学大学院政策・メディア研究科にて修士課程、後期博士課程を修了。博士(学術)。
2014年4月から2016年1月まで東京理科大学理工学部機械工学科助教。同年2月から2017年7月まで群馬大学大学院理工学府助教。
2016年12月から群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター副センター長、2017年8月から同大学院理工学府准教授。大学時代から一貫して自動車の自動運転に関する研究活動を推進。自動運転の実証実験や実車デモの経験が多数ある。 -
Profile
菅沼直樹
金沢大学 新学術創成研究機構
未来社会創造研究コア 自動運転ユニット
ユニットリーダー 准教授 1975年12月6日生
2002年金沢大学大学院博士課程修了 博士(工学)
2002年日本学術振興会特別研究員PDを経て、同年金沢大学工学部助手に着任。
2015年より異分野融合の研究を主任務とする金沢大学新学術創成研究機構に移籍し、現在同機構自動運転ユニット ユニットリーダー、准教授を務める。
1998年から自動運転自動車の研究を開始し、2015年からは国内の大学として初となる。
市街地での公道走行実験も開始。
2016年 堀場雅夫賞 受賞。 -
Profile
中山幸二
明治大学専門職大学院法務研究科専任教授
1986年3月、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。神奈川大学法学部講師・助教授・教授を経て、2003年4月明治大学法学部教授、2004年4月よりより法科大学院専任教授。日本民事訴訟法学会理事、仲裁ADR法学会理事、法科大学院協会事務局長を歴任。
公益財団法人自動車製造物責任相談センター審査委員会委員長、経産省「自動走行の民事上の責任及び社会受容性に関する研究」有識者会議委員(顧問)、日本学術会議「車の自動運転検討小委員会」法律委員として「提言」執筆に関与。私的団体「自動運転・法的インフラ研究会」代表として模擬裁判を実施。2018年4月より自動運転社会総合研究所所長。 - Profile 末光弘和 SUEP代表取締役/建築家 1976年愛媛県松山市生まれ。1999年東京大学工学部建築学科卒業。2001年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。2001-06年伊東豊雄建築設計事務所勤務。2007年に末光陽子とともにSUEP.設立し、環境やエネルギーをテーマとして国内外で設計活動。風や熱などのシミュレーション技術を駆使し、自然と建築が共生する新しい有機的建築のデザインを手がけている。現在、株式会社SUEP.代表取締役、東京理科大学大学院非常勤講師。
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Profile
フレッド・アルメイダ
アセントロボティクス 創業者/
チーフ・アーキテクト 東京を拠点とした自動運転車の開発を行っているロボティクス/AIの会社であるアセントロボティクスを創業。
アセントロボティクスの研究部門は、ロボティクスシステムに応用するための、汎用的な学習アルゴリズムの構築を目指し、ディープニューラルモデル、強化学習アルゴリズム、生物学由来のモデル等を含む機械学習に注力。
OEMとの緊密な協力により、日本初の自動運転車が2020年代初頭に発売される予定。
興味の分野は哲学、数学など多方面。
現在ハーバードビジネススクールに通い、移動のフライト中は主に論文を読んで過ごす。 - Profile 西村明浩 ZMP 取締役 横浜国立大学大学院工学研究科修了。コンサルティング会社を経て2004年株式会社ZMP参画。家庭用自律移動ロボット開発などを経て、2008年同社取締役営業部長に就任。RoboCarシリーズなど自動運転技術をベースとした事業拡大に従事、現在同社取締役IT事業推進部 管掌 兼 新商品企画特別PJ長を務める。
Sponcersスポンサー
Timetableタイムテーブル
- 12:30 開場
- 13:00 オープニングトーク
- 13:10基調講演Hondaの考える自動運転の現状と今後
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2025年にレベル4の自動運転技術の確立を目指すHonda。本基調講演では、自動車メーカーであるHondaが考える自動運転のビジョンとそのアプローチについて説明するとともに、自動運転を実現する最新のテクノロジー、研究開発の取り組みについて紹介する。
- 13:50講演①自動運転革命〜ロボットカーは社会に何をもたらすのか〜
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公的機関として世界最大規模の自動運転車両向け試験走行施設を保有し、2020年に地域限定での完全自動運転実用化を目指す群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター。本セッションでは、同センターの取り組みを紹介するとともに、自動運転の基本的な概念から国内外の最新動向、今後の社会に与える影響まで、本カンファレンスのすべてのセッションの基礎となる知識を、書籍『自動運転革命』の著者でもある小木津副センター長が解説する。
- 15:00ショートプレゼン①Designing machines that think like us: building dynamic cognitive AI
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東京を拠点に、世界各国からエンジニアが集うAIソフトウェア・ベンチャーのアセントロボティクス。最新の機械学習技術を使い、レベル5の完全自動運転ソフトの実現を目指す同社の取り組みを紹介する。
- 15:20講演②未来の市街地における自動運転を実現するテクノロジーとその課題
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2015年に日本の大学として初めて市街地での自動運転車の実証実験を実施し、現在も実験を続けている金沢大学。市街地での完全自動運転を実現するのに必要なテクノロジーとは何か? 自動運転の技術的構成要素をハードとソフトの両面から解説するとともに、現在の技術的課題と今後必要なブレークスルーについて考察する。
- 16:20講演③自動運転をめぐる法と責任
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国際的な道路交通の基本枠組みである道路交通条約については、欧州諸国を中心としたウィーン条約は一部改正され、他方、日米が加盟するジュネーブ条約は改正が実現していない。このような状態の中、日本でも自動運転の実現に向けた法整備の議論が本格的に開始され、現在急ピッチで進みつつある。本セッションでは、実用化のための法的課題と現在の議論状況、今後の展望を解説する。
- 17:00ショートプレゼン②世界初の公道サービス実証で見えた自動運転タクシーの課題と展望
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2018年8月下旬から9月上旬にかけて、日の丸交通と共同で大手町〜六本木間の自動運転タクシーの営業走行を実施したロボット・ベンチャーのZMP。プロジェクトを主導したZMPの西村取締役が、初の営業走行で判明した課題と今後の展望を紹介する。
- 17:30スペシャルトークセッション自動運転が「再設計」する都市生活の未来
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無印良品のアートディレクションなどで知られる日本を代表するグラフィック・デザイナーの原研哉氏をスペシャルゲストにお迎えし、未来を構想するトーク・セッション。原氏に加え、大手メーカーとともにスマートシティの企画設計にも携わる建築家の末光弘和氏、自動運転の社会実装の専門家である群馬大学の小木津武樹氏が、「消費者行動の変化」「モビリティのデザイン」「都市の新たな役割」をテーマにをディスカッションする。
関連記事:原研哉さんに自動運転のカンファレンスへの登壇を依頼した理由
- 18:20 終演
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Event Outline開催概要
開催日時 | 2018年11月30日(金) 13:00~18:20(予定)(受付開始 12:30〜) |
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場所 | 東京都港区北青山2-8-44 TEPIAホール https://www.tepia.jp/access |
参加費 | 一般価格:12,800円 早割価格:9,800円(11/2 販売終了) 早割価格【11/9まで特別追加分】:10,800円(枚数限定・11/9 販売終了) 最終割価格:11,800円(枚数限定・11/26 販売終了) MITTR 有料会員 特別価格:7,840円(枚数限定) |
定員 | 200名 |
主催 | MITテクノロジーレビュー[日本版] |
お問い合わせ | fsc2018@technologyreview.jp |
メディア協賛 |
- 注意事項
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- イベント開催時間、各プログラムの開始終了時間、登壇者および講演内容は都合により変更になる場合がございます。
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- 会場にクロークの用意はありません。