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Concept
来るべき「宇宙ビジネスの時代」の到来を先取りする1日
かつて国家主導だった宇宙開発がいま、大きく変化しています。テクノロジーの進化とリスクマネーの流入によって民間ベースの宇宙開発が加速し、日本政府が掲げる「宇宙産業ビジョン2030」でも宇宙産業の倍増を目指しています。
宇宙に注目しているのは、従来の「宇宙産業」だけではありません。人工衛星のビッグデータを活用するネット企業から、資源開発に着目するベンチャー企業、新素材の開発を目指す繊維企業など、人類の生活をよりよくするために宇宙を「活用」しようという動きが活発化しています。インターネット革命同様、「宇宙革命」もあらゆる産業を大きく塗り替える巨大な可能性を秘めているのです。
2020年代の大きなテーマとなる「宇宙ビジネスの大産業化」が社会や人々の生活にどのような変化をもたらすのか。 MITテクノロジーレビュー[日本版]がお届けする「Future of Society Conference 2019—宇宙ビジネスの時代—」では、宇宙ビジネスの持つ可能性を産業界・アカデミック界のキーパーソンとともに議論し、新規事業として宇宙事業への参入を検討する企業が最新情報を集中的に得られる機会を提供します。
本カンファレンスが提供する3 つの価値
1 テクノロジーから法制度まで宇宙ビジネスの全体像 を把握できる
2 事業化に挑む「非宇宙企業」の先行事例 を学べる
3 新規事業の創造に必要なインスピレーション が得られる
Speakers
酒巻 久
キヤノン電子 代表取締役社長
袴田 武史
ispace ファウンダー&代表取締役
黒田 有彩
アンタレス代表取締役/宇宙タレント
佐藤 将史
一般社団法人SPACETIDE 理事兼COO
小塚 荘一郎
学習院大学 法学部法学科 教授
船瀬 龍
東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 准教授/JAXA宇宙科学研究所 教授
金山 秀樹
清水建設 フロンティア開発室 宇宙開発部 部長
深堀 昂
ANAホールディングス アバター準備室 ディレクター
小林 秀憲
東京海上日動火災保険 損害サービス業務部 戦略推進チーム 次長
小正 瑞季
リアルテックファンド 業務執行役/Space Food X代表
湊 将志
IHIエアロスペース イプシロンプロジェクト部長
吉田 健一郎
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官
上村 俊作
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
新事業促進部事業開発グループ長・プロデューサー
山崎 秀人
さくらインターネット xData ALLIANCE Project シニアプロデューサー
小林 久
MITテクノロジーレビュー[日本版]編集長
Timetable
10:30
11:00
オープニング・トーク
MITテクノロジーレビュー[日本版]編集部
11:10
12:00
Part 1 事例でわかる宇宙ビジネスの現在
▶︎ 宇宙ビジネスへ参入した先進的な「非宇宙企業」はいま、何に取り組んでいるのか? 各企業の部門責任者たちが、具体的な事業の中身とその背景を紹介する。
13:30
13:50
14:10
14:30
14:50
Part 2 宇宙ビジネスを支えるテクノロジー
▶︎ 宇宙ビジネスの活況の背景にあるのが、衛星やロケットといったテクノロジーの進化だ。ビジネスを支えるテクノロジーの最新動向を紹介する。
15:20
15:50
16:30
Part 3 宇宙ビジネスのリスクとチャンス
▶︎ 宇宙ビジネスに取り組むのは民間だけではない。政府もまた、市場拡大へ向けて新規参入を後押しする施策を打ち出している。第3部では政府の施策と、一方で企業が検討すべき法的リスク、法規制の現状について紹介する。
17:20
17:50
18:40
クロージングセッション
宇宙ビジネスの時代ーなぜ、人は宇宙に魅せられるのかー
アンタレス代表取締役/宇宙タレント 黒田 有彩 ispace ファウンダー&代表取締役 袴田 武史 清水建設 フロンティア開発室 宇宙開発部 部長 金山 秀樹 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) 上村 俊作
19:20
19:30
ネットワーキング・パーティ
軽食・お飲物をご用意いたします。登壇者、協賛・協力各社、来場者との交流をお楽しみください(すべての登壇者の参加をお約束するものではありません)。 ※参加には別途、パーティチケットの購入が必要です。
21:00
イベント開催時間、各プログラムの開始終了時間、登壇者および講演内容は都合により変更になる場合がございます。
イベントの模様は取材や撮影が行われる場合があり、お客様が写り込む可能性もございますのでご了承ください。
会場内での事故(病気、けが、盗難、紛失など)につきましては、主催者は責任を負いかねます。
当日の模様は、MITテクノロジーレビューおよび、ウェブサイト、デジタルマガジン、SNSなどで掲載される可能性があるほか、MITテクノロジーレビューの広報活動(テレビ局、新聞社、ニュースサイト等の取材・情報提供を含む)で使用される場合がございます。
ご記入いただきましたご住所やEメールアドレスなどは、MITテクノロジーレビューからの事務連絡に使わせていただきます。それ以外に、MITテクノロジーレビューおよび当イベントの協賛企業より製品やイべント、展示会、刊行物等の各種ご案内をお送りする場合がございます。
個人情報取り扱いにつきましては、下記ウェブサイトに記載の個人情報保護方針・プライバシーポリシーをご覧ください。https://www.technologyreview.jp/about/privacy/
キャンセルは開催日10日前の11月19日までにPeatixから手続きください。それ以降のキャンセルは返金できかねますのでご了承ください。
お申し込みはPeatixでお願いします。当日現金払いでの入場はできません。
イベント当日は、アプリ上、または印刷したチケットをご持参の上、会場受付にてご提示ください。ご提示いただけない場合、ご入場いただけない可能性がございます。
学割チケットをご購入いただいた方は、当日学生証を持参してください。受付にて学生証のご提示いただけない場合は入場をお断りする場合があります。
MIT Technology Reviewは、読者の皆さまに、テクノロジーが形作る世界を理解するための知識を獲得していただくためにあります。
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日本版運営: 株式会社角川アスキー総合研究所
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佐藤 将史
一般社団法人SPACETIDE理事兼COO
[プロフィール] 一般社団法人SPACETIDE共同設立者・理事兼COOとして、日本初の民間発宇宙ビジネスカンファレンス"SPACETIDE"の企画・運営を行う。野村総合研究所にて16年間、宇宙業界やベンチャー振興を軸に、科学技術・イノベーション関連の政府・企業をクライアントとしたコンサルティングに、政策立案からビジネス戦略まで幅広く従事。2019年6月、ispaceに参画。大学院時代にはすばる望遠鏡のデータ解析の研究に没頭。東京大学理学部卒(2001年)・同大学院理学系研究科修了(惑星科学・2003年)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)MPP(公共政策学修士・2013年)。総務省「宇宙利用の将来像に関する懇話会」「宙を拓くタスクフォース」構成員。気象庁「静止気象衛星に関する懇談会」委員。
11:10 | レクチャー:世界の宇宙ビジネスの現在地
[概要] かつて国家主導だった宇宙開発が民間へシフトする中、宇宙ビジネスへ新規参入する大企業やベンチャーの創業が相次いでいる。なぜ、いま宇宙ビジネスなのか? 本カンファレンスの参加者が押さえておきたい最新の基礎知識を、世界の宇宙ビジネスの動向に詳しいSPACETIDE理事兼COOの佐藤将史氏が解説する。
12:00 | 基調講演:世界トップレベルの「総合宇宙企業」への挑戦
[概要] 1999年にキヤノン電子の社長就任以来、経営再建に取り組み、業界屈指の高収益企業へと成長させたカリスマ経営者として知られる酒巻久氏。その酒巻氏が新しい成長の柱として着目したのが、「宇宙事業」だった。「2030年に売上高1000億円」という目標を掲げる酒巻氏は、なぜ「宇宙」への参入を決めたのか? 「宇宙ビジネス」を成功させるために必要なこととは何か? 「世界トップレベルの総合宇宙企業」へ向けた同社の挑戦をご紹介いただく。
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12:00 | 基調講演:大企業とJAXAにおける宇宙ビジネスの取り組み
詳細
小林 秀憲
東京海上日動火災保険 損害サービス業務部 戦略推進チーム 次長
[プロフィール] 1998年に東京海上火災保険株式会社に入社。入社以来、約10年は損害サービス(保険金支払)の現場第一線でお客様対応の経験を積む。その後損害サービス業務部(保険金支払統括部門)に異動し、中長期戦略検討やシステム開発等に従事。2017年には損害サービスにおけるデジタル活用を専任的に行うチームを創設し、初代チームリーダーを務める。デジタル推進の取組を単なるR&Dに留めず、経営戦略そのものの実現・推進することをミッションに掲げ、戦略推進チームと命名。CXと業務生産性を向上させつつ、人の強みを確立し、新たな価値提供に挑戦することで損害サービスを進化させることを目指している。
13:30 | 講演:人工衛星データとAIの活用で変わる自然災害時の保険金支払い
[概要] 損保業界のトップを走る東京海上日動火災保険。同社が人工衛星を使っていま取り組んでいるのが、災害時の保険金支払いの迅速化だ。大規模な水災時に人工衛星が撮影した画像と人工知能(AI)関連技術を活用し、被害状況の速やかな把握に努めている。本システムの構築を主導する戦略推進チームの小林秀憲氏が、取り組みの成果と今後の展望を語る
金山 秀樹
清水建設 フロンティア開発室 宇宙開発部 部長
[プロフィール] 米コロラド大学ボルダー校大学院で修士号を取得後、清水建設株式会社に入社。
海外情報の収集・分析、宇宙開発戦略の策定、米国との協力関係構築等に従事。
1996年より宇宙専門のコンサルタントであるシー・エス・ピー・ジャパン株式会社の事業に関わり、2015年同社代表に就任。
2018年4月より清水建設株式会社フロンティア開発室宇宙開発部長とシー・エス・ピー・ジャパン株式会社代表を兼務。国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会委員。
13:50 | 講演:清水建設が考える宇宙ビジネスの可能性
[概要] 1987年に建設業界で初めて宇宙開発室を立ち上げ、いち早く宇宙開発事業へ参入した清水建設。2018年には「フロンティア開発室」を設立し、研究開発から事業化へ向けた動きを加速させている。合わせて有力な宇宙ベンチャー企業にも投資しており、建設業を超えた取り組みが注目される宇宙開発部 部長の金山秀樹氏に、事業化の狙いと背景をお話いただく。
18:40 | クロージングセッション:宇宙ビジネスの時代ーなぜ、人は宇宙に魅せられるのかー
[概要] 「宇宙ビジネス」拡大の原動力となるのは、そこに携わる人々の圧倒的な熱量だ。日本を代表する宇宙起業家、異業種からいち早く「宇宙」へ参入した大手企業、宇宙ビジネスを支援する政府機関の3者が、それぞれの立場から宇宙への思い、魅力を語る。
深堀 昂
ANAホールディングス アバター準備室 ディレクター
[プロフィール] 2008年に、ANAに入社。パイロットの緊急時の操作手順などを設計する運航技術業務のかたわら、営利と非営利のタイアップモデル「BLUE WINGプログラム」を発案、Global Agenda Seminar 2010 Grand Prize受賞、2011年世界経済フォーラムに参加、南カルフォルニア大学MBAのケーススタディーに選定。2014年より、ANAのプロモーションを担当し、ウェアラブルカメラで撮影したビジネスクラス体験プロモーション「YOUR ANA」を企画、実行。2016年には、クラウドファンディングサービス「WonderFLY」を発案。XPRIZE財団主催の次期国際賞金レース設計コンテストにて、「ANA AVATAR XPRIZE」のコンセプトをデザインしグランプリ受賞、2018年3月に開始し、現在74カ国、540チームをこえるグローバルムーブメントを牽引中。2018年9月、JAXAと共にアバターを活用した宇宙開発推進プログラム「AVATAR X」をリリース、2019年4月、アバター事業化を推進する組織「アバター準備室」を立ち上げる。
14:10 | 講演:アバター技術の現状と広がる未来
[概要] 大手航空会社でありながら、「飛行機を使わない移動手段」である遠隔技術「AVATAR(アバター)」の研究開発に取り組んでいるANAホールディングス。2018年にはJAXAと共同で「AVATAR X」を立ち上げ、宇宙空間でのアバター技術の活用にも力を入れている。事業化へ向けてアバター準備室を総括するディレクターの深堀 昂氏がその可能性を紹介する。
小正 瑞季
リアルテックファンド業務執行役 Space Food X代表
[プロフィール] 2008年に慶應義塾大学大学院(バイオインフォマティクス専攻)修了後、三井住友銀行、SMBC日興証券を経て、2015年にリアルテックファンドへ参画。宇宙輸送船、探査機、アバターロボット、食料生産技術、次世代バッテリーなど人類の宇宙進出に必要となる技術を持つベンチャーを幅広く支援する。
2019年にJAXAやシグマクシスら40以上の企業等と共に世界初の宇宙食料マーケット共創プログラムSpace Food X を創設し、代表を務める。
14:30 | 講演:宇宙から創る、食と人と地球の未来
[概要] 宇宙および地球上における食料の生産・供給に関する課題の解決を目指す「スペースフードエックス」。大手食品メーカーからバイオベンチャーまで、30社以上が名を連ねる世界初の宇宙食料マーケット共創イニシアチブは、何を実現しようとしているのか? ビジョンと現在の取り組みを紹介する。
山崎 秀人
さくらインターネット xData ALLIANCE Project シニアプロデューサー
[プロフィール] オーストラリア国立大学RSM修了。2001年宇宙開発事業団(現:JAXA)入社。国際交渉業務、ALOS(だいち)の防災利用事業、はやぶさプロジェクトの帰還業務に従事。2019年5月よりさくらインターネット株式会社に出向し、現職。
15:20 | 特別セッション:国産宇宙データ・プラットフォーム「Tellus」が開く、近未来のビッグ・ビジネスの可能性
[概要] 2019年2月に始まった、日本初の衛星データ・プラットフォーム「Tellus(テルース)」。さまざまな人工衛星のデータや地上データをクラウド上で誰もが利用できるようにするTellusは、あらゆる企業のビジネスを変える大きな可能性を秘めている。パートナー企業とともに、Tellusの開発・運営に取り組むさくらインターネット xData ALLIANCE Project シニアプロデューサーの山崎秀人氏と、MITテクノロジーレビュー日本版編集部がその可能性を語る。
小林 久
MITテクノロジーレビュー[日本版]編集長
[プロフィール] 1998年、株式会社アスキー(当時)に入社。ASCII24、月刊アスキーなどを経て現職。記者・編集者としてIT業界を取材し、最新の技術トレンドやデジタル機器の最新情報を追いかけている。
15:20 | 特別セッション:国産宇宙データ・プラットフォーム「Tellus」が開く、近未来のビッグ・ビジネスの可能性
[概要] 2019年2月に始まった、日本初の衛星データ・プラットフォーム「Tellus(テルース)」。さまざまな人工衛星のデータや地上データをクラウド上で誰もが利用できるようにするTellusは、あらゆる企業のビジネスを変える大きな可能性を秘めている。パートナー企業とともに、Tellusの開発・運営に取り組むさくらインターネット xData ALLIANCE Project シニアプロデューサーの山崎秀人氏と、MITテクノロジーレビュー日本版編集部がその可能性を語る。
船瀬 龍
東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 准教授/ JAXA宇宙科学研究所 教授
[プロフィール] 超小型衛星による低コスト・高頻度な太陽系探査の実現に向けて研究する宇宙工学者。
東京大学在学中に超小型人工衛星の研究・開発に携わり、10cm,1kgのCubeSat(キューブサット)の打ち上げに世界で初めて成功。その後JAXA宇宙科学研究所で小惑星探査機「はやぶさ2」などの深宇宙探査ミッションに携わる。2012年東京大学への着任後は,超小型衛星による深宇宙探査の研究に取り組み、世界初の50kgの超小型深宇宙探査機PROCYON(プロキオン)の打ち上げ・運用に成功。現在は、探査機のさらなる小型化等に取り組んでいる。
15:50 | 講演:宇宙ビジネスを主導する超小型衛星の将来と可能性
[概要] 近年急成長を遂げている「宇宙ビジネス」を支えているのが、人工衛星の進化だ。低コストかつ短期間で打ち上げられる超小型衛星の開発が進んでいる。なぜ、超小型人工衛星が生まれたのか? どのような技術が使われているのか? 世界初の超小型深宇宙探査機「PROCYON(プロキオン)」のプロジェクトマネージャーを勤めた東京大学の船瀬准教授が、その背景と将来の可能性を解説する。
湊 将志
IHIエアロスペース イプシロンプロジェクト部長
[プロフィール] 1993年 日産自動車 宇宙航空事業部入社 品質保証部配属。
以降宇宙ロケット(H2/H2Aロケット固体ロケットブースタ、M-Vロケット、イプシロンロケットなど)の品質保証に従事。2000年日産自動車の宇宙航空事業部が株式会社IHIに事業譲渡され、株式会社IHIエアロスペースとなる。2017年4月品質保証部長、2018年4月より現職。
16:30 | 講演:小型ロケット「イプシロン」の現在とこれから
[概要] JAXAとIHIが開発した国産小型ロケット「イプシロン」。世界的に高まる小型衛星の打ち上げニーズに対応し、2019年1月には7基の小型衛星を搭載した4号機の打ち上げに成功した。小型ロケットの現状とイプシロンの技術的優位性を、機体製造を手がけるIHIエアロスペース・イプシロンプロジェクト部長の湊氏が解説する。
吉田 健一郎
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 参事官
[プロフィール] 奈良県出身。平成6年京都大学大学院工学研究科電気工学専攻修了、同年通商産業省入省。英国エディンバラ大学(留学)、香川県商工労働部次長、経済産業省商務情報政策局サービス政策課企画官、産業技術環境局研究開発課企画官、製造産業局自動車課次世代技術室長兼ITS推進室長、資源エネルギー庁省エネルギー課長等を経て、令和元年7月より現職。
17:20 | 講演:宇宙産業政策の現状について
[概要] 2017年に日本政府が発表した「宇宙産業ビジョン2030」。2030年代早期に宇宙産業の市場規模の倍増を目指す政府方針では、民間の役割拡大や、第4次産業革命を推進する駆動力としての宇宙の活用にも注力する方針が示されている。ビジョンの実現へ向けた施策についてお話しいただく。
[プロフィール] 東京大学法学部卒業、博士(法学)。千葉大学助教授、上智大学教授などを経て、2010年より現職。専門は商法、会社法、宇宙ビジネス法。2015-2016年、内閣府宇宙政策委員会臨時委員(宇宙法制小委員会委員)として宇宙2法の立法に関与。2016-2017年、国際法曹協会 (IBA) 宇宙法委員会委員長。2018年-、国際電気通信衛星機構(ITSO)裁判長団構成員。主著:『宇宙ビジネスのための宇宙法入門[第2版]』(佐藤雅彦氏と共編著、2018年、有斐閣)、『宇宙六法』(青木節子氏と共編、2019年、信山社)。
17:50 | 講演: 民間宇宙活動と法ルール:宇宙ビジネスの規律と促進
[概要] 地上でのビジネスに取り組む企業が宇宙へ出ると、どのような法規制や法的なリスクがあるのだろうか。商法の専門家の立場から宇宙法へいち早くアプローチしてきた第一人者が、宇宙ビジネスと密接に関わる法制度の現状と展望を解説する。
袴田 武史
ispace ファウンダー&代表取締役
[プロフィール] 子供の頃に観たスターウォーズに魅了され、宇宙開発を志す。ジョージア工科大学で修士号(航空宇宙工学)を取得。大学院時代は次世代航空宇宙システムの概念設計に携わる。その当時、Ansari XPRIZEにより民間有人宇宙飛行が成功し、民間での新しい宇宙開発時代の到来を感じる。民間での宇宙開発では、経営者が必須になると考え、大学院卒業後、外資系経営コンサルティングファーム勤務。プロジェクトリーダーとして幅広い業種のクライアントにコスト戦略および実行を中心にコンサルティングサービスを提供。2010年より民間月面探査レースGoogle Lunar XPRIZEに参加する日本チーム「ハクト」を率いた。同時に、運営母体の組織を株式会社ispaceに変更。現在は史上初の民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」を主導している。
18:40 | クロージングセッション:宇宙ビジネスの時代ーなぜ、人は宇宙に魅せられるのかー
[概要] 「宇宙ビジネス」拡大の原動力となるのは、そこに携わる人々の圧倒的な熱量だ。日本を代表する宇宙起業家、異業種からいち早く「宇宙」へ参入した大手企業、宇宙ビジネスを支援する政府機関の3者が、それぞれの立場から宇宙への思い、魅力を語る。
[プロフィール] 中学時代、作文コンクールで入賞しNASAを訪問したことをきっかけに宇宙の虜に。
宇宙飛行士の試験に必要となる専門分野での“実務経験”を「タレントとして宇宙の魅力を発信すること」と定め、JAXA宇宙飛行士試験の受験を目指している。
2016年11月、株式会社アンタレスを設立し代表取締役に就任。
2017年4月から文部科学省JAXA部会 臨時委員に就任。
放送大学『初歩からの宇宙の科学』『化学反応論』ほか/ラジオ日本『SPARK IGNITION』/集英社インターナショナル『宇宙女子』
18:40 | クロージングセッション:宇宙ビジネスの時代ーなぜ、人は宇宙に魅せられるのかー
[概要] 「宇宙ビジネス」拡大の原動力となるのは、そこに携わる人々の圧倒的な熱量だ。日本を代表する宇宙起業家、異業種からいち早く「宇宙」へ参入した大手企業、宇宙ビジネスを支援する政府機関の3者が、それぞれの立場から宇宙への思い、魅力を語る。
上村 俊作
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) 新事業促進部事業開発グループ長・プロデューサー
18:40 |クロージングセッション:宇宙ビジネスの時代ーなぜ、人は宇宙に魅せられるのかー
[概要] 「宇宙ビジネス」拡大の原動力となるのは、そこに携わる人々の圧倒的な熱量だ。日本を代表する宇宙起業家、異業種からいち早く「宇宙」へ参入した大手企業、宇宙ビジネスを支援する政府機関の3者が、それぞれの立場から宇宙への思い、魅力を語る。
18:40 | クロージングセッション:宇宙ビジネスの時代ーなぜ、人は宇宙に魅せられるのかー
[登壇]
アンタレス代表取締役/宇宙タレント 黒田 有彩
ispace ファウンダー&代表取締役 袴田 武史
清水建設 フロンティア開発室 宇宙開発部 部長 金山 秀樹
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) 上村 俊作
[概要] 「宇宙ビジネス」拡大の原動力となるのは、そこに携わる人々の圧倒的な熱量だ。日本を代表する宇宙起業家、異業種からいち早く「宇宙」へ参入した大手企業、宇宙ビジネスを支援する政府機関の3者が、それぞれの立場から宇宙への思い、魅力を語る。